行政書士試験の中でも、多くの受験者が苦戦する科目の一つが「民法」です。
試験範囲が広く、複雑な法律概念が多いため、どのように勉強を進めればよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

「民法の基本概念を理解するのに時間がかかる…」



「記憶するべき条文や判例が多すぎて混乱してしまう…」



「問題を解いてもなかなか点数が伸びない…」
民法の勉強には、効率的な学習法が不可欠です。無計画にテキストを読むだけでは、試験本番で高得点を狙うのは難しいでしょう。
しかし、民法を得意科目にすると、合格に一気に近づきます。
まず民法を得意科目にすると、試験が近づいても焦らなくなりす。
試験前には多くの受験生がプレッシャーを感じますが、民法で確実に点が取れるという自信があれば、冷静に他の科目に集中できます。
この安心感が、試験全体のパフォーマンス向上につながります。
本記事では、以下を解説しています
- 民法の出題範囲を把握し、初心者から上級者まで通用する学習ポイント
- 実践的な問題の解き方や暗記法、復習法
- タイプ別のおすすめテキストやアプリを紹介。
本記事を参考にすることで、あなたも苦手意識を克服し、行政書士試験の民法を自信を持って迎えることができるようになります。
この記事の勉強法を意識するだけで、民法の得点アップは可能です。



「この記事の勉強法で、選択式は9問中8問正解し、記述式2問も10点以上とれました。」
この記事で紹介する勉強法を実践して、確実に合格に近づきましょう!
今すぐ記事を読み進め、民法の勉強をスタートさせてください。
民法の基礎知識
行政書士試験の民法出題範囲の全体像
行政書士試験の民法では、以下の範囲から出題されます。
- 総則から1~2問
- 物権法から2問
- 債権法から4~5問
- 親族法・家族法から1問
- 記述式問題では総則、物権法、債権法の「要件」から出題されることが多く、一方で親族法・家族法は出題率が低いのが特徴。
ちなみに、平成25年から令和5年度までの11年分の過去問をまとめた表は次の通りです。


出題範囲を理解していれば、力を入れるべきところがわかり、効率的な学習が可能になります。
民法の基礎を固める学習のポイント
基本的な条文の「要件」を整理する
要件とは、法律が成立するかどうかを判断するために必要な条件やルールのことです。
簡単に言えば、「これが揃っていないと、その事柄は成立しないよ!」という大事なチェックポイントです。
例えば、民法の総則で「制限行為能力者の相手方が催告をした場合、追認したものとみなされる要件」は以下の通りです。
- 制限行為能力者が行為能力者となった後であること
- 1か月以上の期間内に追認するかどうかを確答するべき旨を催告したこと
- 上記の期間内に回答がないこと
条文を要件として整理することで、すぐに復習でき、覚えやすく、効率的な勉強ができます。
重要な「判例」を明確にする
判例とは、裁判所が具体的な事件を解決するために示した判断や決定のことを指します。
簡単に言えば、ある問題が起きたときに、裁判所が「この場合はこうするのが正しい」と決めたルールです。
判例も要件と同様に、すぐに復習できるように整理しておくことが大切です。
また、よく出る過去問かどうかを把握し、頻出の要件や判例に集中して覚えることが重要です。
民法を実践するべき理由
民法を得意科目にすることで得られる試験での優位性
民法で得点できる自信があれば、試験直前でも焦らずに勉強を進めることができます。
特に、民法は得点源となり得る科目であるため、ここで確実に点数を稼ぐことで、他の科目にも余裕を持って取り組むことができます。
これにより、試験全体でのパフォーマンスが向上します。
実務で役立つ民法の知識:将来を見据えた学び
民法をしっかりと学ぶことは、試験合格後の実務にも非常に役立ちます。
例えば、契約書のチェックにおいて、会社にとって有利な条件かどうかを判断できる能力が求められます。
民法の知識があれば、適切なアドバイスを提供し、信頼される行政書士として活躍できるでしょう。
民法の勉強法
① 基礎固め:民法の全体像を理解する
まずは、総則、物権法、債権法、親族法、家族法の学習を一通り行い、全体像を把握しましょう。
この段階では、何が「要件」で何が「判例」なのか理解できなくても問題ありません。
初学者が最初からすべてを理解することはほとんど無理です。
ゼロから学び、次第に理解を深めていくことが重要です。
2周目からは、一問一答や過去問を解いてみましょう。
その後、テキストやノートを復習し、要件や判例を明確にして覚えていきます。
重要なポイントにはマーカーをつけることで、復習時に見つけやすくなります。
ちなみに、私はオンラインのテキストの内容を以下のようにwordでまとめてます。


基本的に大事な要件は青色で書いてます。
「期間」や「〇〇の前(後)」についての要件はオレンジ色にしてます。



自分なりの色分けルールを見つけるとイイですよ!
② 条文と判例の理解を深める読み方と活用法
テキストを読んで条文を見つけたら、まず条文の要件は箇条書きにして整理しましょう。
そして、要件を問題文に当てはめる練習を行うことが大切です。
例えば、次の問題が出題されたとします。
制限行為能力者であったAが、行為能力者となった後、Bとの売買契約について、BがAに対して、1か月以上の期間を定めて、その期間内に追認するかどうかを確答するよう催告した。しかし、Aはその期間内に回答を行わなかった。この場合、Aは売買契約を追認したものとみなされる。
先ほど説明した「制限行為能力者の相手方が催告をした場合、追認したものとみなされる要件」を当てはめてみましょう。
この問題の解答は、正しいとなります。
本問題では、Aは行為能力者となった後、催告された期間内に追認するかどうかの回答を行わなかったため、売買契約は追認されたものとみなされます。
このように、要件を整理して基礎を固め、
問題に当てはめることで民法の問題を解いていくことが応用なのです。
判例は結論から先に覚えると効果的です。
結論を覚えた後、その理由を理解することで、試験問題にも対応しやすくなります。
過去問では判例の結論を問われることが多いため、この順序での学習が効果的です。
過去問を効果的に使う方法:解答力を鍛える実践練習
過去問を解く際には、一問一答形式の問題集を活用しましょう。
空き時間でも解きやすく、本番でも一問ずつ解く形式が同じなので、練習として最適です。
問題を間違えたら、その問題がよく出る問題なのかを過去問やテキストで確認し、復習することが重要です。
応用力を身につける:記憶に残る暗記法と効率的な復習法
知識を確実に記憶に定着させるためには、定期的な復習が欠かせません。
1週間後、2週間後、1か月後など、間隔を空けて問題を解くことで、記憶に定着しやすくなります。
同じ間違いを繰り返す場合は、復習の期間を短くして解いてみましょう。
これにより、間違えた部分を効率的に克服できます。
民法の勉強に必要な準備
効率的な民法学習に必要な教材と参考書の選び方
テキストは、自分の好みに応じて紙の教材かオンライン教材を選びましょう。
私は、Wordにコピペしやすく、好きに加工できるオンライン教材を選びました。



「紙のテキストだと色々書きたくても書けないんですよね・・・」



「オンラインだとコピペでwordにまとめやすいし!」
ただ、テキストをノートにまとめるから時間がかかります。
時間がない人は、紙の教材を選びテキストに直接書き込むことで効率的に学習できます。
勉強を効率化するためのツールとアプリの活用法
問題集はオンライン版をおすすめします。
通勤時間や家事、育児の空き時間で解くことができ、時間を有効に活用できます。
問題集を3周やっても理解できない場合は、以下の方法を試してみましょう。
- YouTubeで関連動画を視聴する
- Googleで検索し、ネット上の解説文を読む
ネット上には、過去問の解説が掲載されていることが多く、テキストとは異なる書き方で理解しやすいことがあります。
オンラインの問題集ではスタディングが特にお勧めです。
スタディングの「AI学習」機能を活用すると、間違えた問題は短い間隔で復習でき、正解できた問題は間隔をあけて復習することができます。



私は「司法書士試験」の勉強でもスタディング使ってるよ!
この記事のまとめ
- 民法は試験全体の300点中76点を占める重要な科目、避けて通れない。
- 民法を得意科目にすることで、試験前の不安を減らし、他の科目にも集中できる。
- 要件や判例を整理し、効率的に復習することで学習効果を高める。
- オンライン教材やツールを活用することで、隙間時間を有効活用できる。
本記事で紹介した勉強法を実践することで、民法の理解が深まり、効率的に学習を進めることができます。
ただ、今振り返ると私自身が行政書士試験で実践できたのは試験の3か月前からでした。
残り3か月で民法に苦手意識がありました。
しかし、試験前の3か月にこのやり方で集中してやったので民法で得点を稼げる自信がもてました。。
残り3か月でも、しっかり基礎を固めて応用すれば全然間に合います。
これから、行政書士権勉強始める方は、是非この記事のやり方を実勢してください。
計画的にやると本当に後で楽になります!
計画的に学習を進め、民法の知識をしっかりと身につけて、試験合格を目指しましょう!







